AI・クラウド需要に対応する500MW規模の開発計画の第一弾
アジア太平洋地域をリードするデータセンターであるプリンストン・デジタル・グループ(以下、PDG)は、本日、韓国市場への参入を発表しました。これにより、PDGの事業ネットワークは既存のシンガポール、日本、インド、インドネシア、中国、マレーシアに韓国を加えた7カ国に拡大します。PDGは韓国におけるAIおよびクラウド需要に対応するため、総容量500MWにおよぶ複数のデータセンターキャンパスを段階的に開発する計画で、第一弾としてソウル首都圏に48MW規模のキャンパスを展開します。今回の事業拡大により、PDGはアジア太平洋地域における主要なAI対応データセンタープラットフォームとしての地位を強化するとともに、世界最大級のクラウド・AI企業に対して地域全体でスケーラブルなインフラを提供することがさらに可能になります。

仁川に建設予定のSE1の完成予想図
フラッグシップキャンパスとなる「PDG SE1」は、ソウル中心部から約40分の仁川に位置する48MW規模のデータセンターです。総敷地面積は約11,000平方メートルで、2028年初頭の稼働開始を予定しています。既に電力供給契約を完了しており、2025年11月中に着工します。
ハイパースケールおよびAIワークロードに特化した設計で、高密度構成、先進的な冷却技術、高いエネルギー効率を実現し、総投資額は7億米ドルに上ります。さらに、環境性能においても、PDGが掲げる「2030年までのネットゼロ達成」および「RE100」の目標に準拠しています。
韓国は、アジアで最も成熟し急成長を遂げているデジタル経済圏の一つです。一方、土地の制約、電力網の限界、厳格な許認可要件により、参入障壁が極めて高い市場として知られています。韓国市場への参入は、PDGがアジア各地で培った豊富な実績と、多角的なアプローチに基づく戦略の優位性を示しています。さらにPDGは、世界有数の機関投資家による支援を背景に、韓国市場においても、最も厳格な要件を課すグローバルハイパースケーラーのニーズに応えるサービスを提供します。
PDGの会長兼CEOで共同創業者のラング・サルガメは次のように述べています。
「韓国は、アジア太平洋地域で最先端のデジタル経済を牽引する重要な市場であり、クラウドおよびAIハイパースケーラーにとって戦略的な要衝となっています。PDGは今回の進出を足がかりに、韓国でクラウドおよびAI向けデータセンターの主要プレイヤーとなることを見据えた長期的な成長計画を描いています。韓国市場への参入により、世界の大手IT企業を支えるアジア有数のサービスプロバイダーとしての地位は揺るぎないものになるでしょう」
SE1の稼働により、PDGのポートフォリオは7か国・20拠点以上に拡大し、総IT容量は1.2GWを超えます。PDGは、成長が著しいアジア太平洋地域において、ハイパースケーラーにとって信頼できるパートナーとしての地位を強化しています。
プリンストン・デジタル・グループについて
プリンストン・デジタル・グループ(PDG)は、データセンターの開発および運営を行うリーディングカンパニーです。シンガポールに本社を置き、シンガポール、日本、インド、インドネシア、中国、マレーシアおよび韓国で事業を展開しています。PDGのデータセンターポートフォリオは、アジア全域で最も急成長しているデジタル経済圏でのハイパースケーラーや企業の事業拡大を後押ししています。詳細情報については、 www.princetondg.comをご覧いただくか、LinkedInのフォローをお願いします。
報道関係者向けお問い合わせ先
PDG広報代理 合同会社NEXT PR (担当:永田、古舘)
TEL: 03-4405-9537
Email: [email protected]