PDGはアジアで他に類を見ない600 MWのポートフォリオへの道を着々と進めています

東京、2021年6月29日 - シンガポールに本拠を置き、アジアをリードするデータセンター企業であるプリンストン・デジタル・グループ(PDG)は本日、総投資額10億米ドルを投じ、東京で最大級のハイパースケール施設を建設する計画を発表しました。同社が4年前に設立されて以来、日本は5番目に参入する市場となります。今回の投資により、PDGはアジア全域で600MWのポートフォリオを構築するという計画の大きな節目を迎えます。

さいたま市の新キャンパスは、2つのフェーズ(各48.5MW)でおよそ100MWの基幹IT能力を持つことになります。さいたま市は、首都圏の主要な商業都市の1つです。PDGさいたまキャンパスは、東京都心から北へ30kmに位置し、敷地面積は33,047m²におよびます。この施設は、世界で最もダイナミックなクラウド市場の1つである日本の主要なハイパースケーラー向けにサービスを提供するように設計されています。

PDGはすでに土地と電力を確保しており、今年後半に着工する予定です。この施設は、最新のハイパースケール設計と基準に基づいて構築され、比類のないスケーラビリティ、コネクティビティ、および信頼性を実現します。

PDGの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるラング・サルガメは、次のように語っています。「アジア太平洋地域は世界最大のデータセンター市場になると予測されており、今回の発表は、この地域でマーケットリーダーになるという当社のビジョンを明確に示すものです。過去4年間、当社は買収、カーブアウト、グリーンフィールド開発という独自の3つの戦略により、中国、シンガポール、インドネシア、インドなどアジアの主要市場でデータセンターの強力なポートフォリオを構築してきました。PDGは、複数の国をまたがるハイパースケーラーにとって最適なパートナーとなっています。日本、特に東京への進出は、お客様にとって重要な新市場に参入するという当社の継続的な能力を示すものです。」

中国を除いて、東京はアジアで最大のデータセンター市場であり、特にグローバルなハイパースケーラーの参入と拡大という点で、まだ成長の初期段階にあります。Structure Researchによると、首都圏のハイパースケールコロケーション市場は、2021年から2025年までCAGR 25.1%で成長し、2025年には16億米ドルに達すると予想されています。

Structure Researchのリサーチ責任者を務めるジャベス・タンは、次のように語っています。「首都圏では、ハイパースケールデータセンターの導入需要が加速すると予測されています。これは、GDPで世界第3位の大国である日本の市場規模が大きいこと、国内にハイパースケールクラウドのプラットフォームがなく、米国や中国のハイパースケールクラウドプロバイダーとの間で理想的な競争環境を提供していること、米国西海岸からアジア太平洋地域に向けて敷設されている海底ケーブルの主要な接続拠点であることなど、いくつかの重要な要因が集約されていることによるものと考えられます。」

プリンストン・デジタル・グループについて

プリンストン・デジタル・グループ(PDG)は、インターネットインフラへの投資、開発、運営を行うリーディングカンパニーです。同社はシンガポールに本社を置き、中国、シンガポール、インド、インドネシア、および日本で事業を展開しています。同社のデータセンターのポートフォリオは、アジア全域で最も急成長しているデジタルエコノミーのハイパースケーラーや企業の事業拡大を後押ししています。

詳細情報については、www.princetondg.comをご覧ください。

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